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どうした――
何か言いたそうな顔を しているようだが。 ああ―― もしかして、この間の 小雨の誕生日のことか? いつもだったら、 誕生日ケーキは 春風と蛍が作るところを―― たっての要望で、 今回は私が担当することになって。 その結果、生み出された―― 味噌ケーキ! 全く、誕生日パーティーで 出した瞬間の 小雨の戸惑った表情といったら―― フフフ、これで いつぞやの件の お返しができたな v おいおい―― そんな、怖い表情を するものじゃない。 折角のいい男が、台無しだぞ? 全く、 ただの冗談だったというのに―― ちゃんと、直後に 普通のケーキも 出したじゃないか。 美味かっただろう? 餡子を贅沢に使った、 和風ケーキ v 私だって、本気を出せば あのぐらいは作れるんだぞ―― そもそも、味噌ケーキの方も 中身自体は至って普通のもの だったというのに―― 海晴姉にさんざん怒られた挙句、 私一人で全部食べることになって―― ああ、もう一人食べた奴がいたな。 姉思いの優しい弟を持って、 私は本当に幸せ者だ v そうだ―― 礼も兼ねて、 私が口直しをさせてやろう。 まあ、私の方も色々と 味わわせていただくんだがな―― フフフ v PR |
2011年も、
間もなく終焉を 迎えようとしている―― 今年も、色々なことがあったな。 喜びも、悲しみも―― 皆で共有してきた。 そしてその度に 私達の「絆」も、 更に深まっていったわけだな。 オマエとも、 去年以上に繋がることができた―― もしかしたら、来年には 一体になっているかもしれないな。 それとも、今からやってみるか? フフフ、私は一向に構わんぞ v よし、そうと決まったら 早速行くか! うん、どこへ行くのかって? 台所だ――春風とホタお手製の黒豆を 突如、食べたくなってしまった v 明日になれば、いくらでも 食べられるだろうが―― もう、我慢できそうにない! オマエもそうだろう? うんうん、みなまで言うな。 あのダークマターを不要だと 思うものなど、いるはずがないよな v さあ、そういうわけで私達は 運命共同体に、一つになったわけだ―― 無事目標にたどり着き 至福を得るもよし、 トラップに引っかかって 共に滅ぶのもまた、よし―― さあ行こうか、 我が騎士よ v |
昨日は、楽しかったな。
その、なんだ―― 私の誕生日を祝ってくれたこと、 改めて礼を言うぞ、ありがとう。 誕生日など、 宇宙のもくずほどの意味もない 無駄なものだと思っていたが―― いざこうして祝福されてみると、 なかなか悪くないものだな。 何より、みんなが 私の言うことを全部きいてくれたのが 最高だった v ヒカルと氷柱のおかげで 部屋の整理もようやく終わったし、 その後は春風とホタの作った どら焼きケーキを 思う存分堪能できたし、 チビたちも様々な出し物で 楽しませてくれたし―― なんだか、逆に 申し訳なってくる程だったな。 となると、誰かに お返しでもしないと―― そうだ、オマエ だいぶ疲れてるんじゃないのか? この間のマリーの誕生日の時とか、 あとはさくらともしてたんだろう―― 「お馬さんごっこ」。 おいおい勘違いするな、 私にはそういう趣味はないぞ? むしろ、癒してやろうと 思っているんだ―― さあ、そういうわけで 久しぶりに風呂で きょうだいのスキンシップでも しようではないか、愛しの弟よ v 幸いなことに、明日も休みだ―― 互いに果てるまで楽しむとしよう、フフフ v |
全く――
いったい誰が間違えて、 海晴姉にあんなものを 飲ませたんだろうな。 確かに海晴姉には 元々感情の起伏が 激しいところがあったが、 まさかあそこまで ひどくなるとは―― オマエも相当絡まれていただろう、 大丈夫か? ……貞操は無事だろうな? そして、今はぐっすりと熟睡―― そのおかげで、今日は 私が代わりに 日記を書くことに なってしまった。 どうだ、嬉しいか v ……しかし、この飲み物、 そのまま捨ててしまうのも 少しもったいないな。 そうだ、折角だから オマエも飲んでみるか? ……フフフ、冗談だバカめ v まあ、人は酔ったときに 本性が出てくるというからな―― オマエがどんな欲望を隠しているか、 全く気にならないといえば、嘘になるが。 それとも―― 私の本性を見せてやろうか? オマエにだったらさらけ出そう、 私の全てを―― ……それにしても なかなか美味いな、 このぶどうジュース v |
どうやら、
今回の台風は来る頃には 大分弱まっているらしいな―― ちょうど今は 雨も止んでいることだし、 これならオマエが羊羹を 買いに行っても大丈夫か。 うーむ、今日は 芋羊羹の気分だな―― 10分以内に頼むぞ v …… こらこら、 男がそんな情けない 顔をするものじゃない。 この私が、可愛い弟に そんなことをさせるわけがないだろう? しかも、こんな遅い時間に―― 冗談に決まっているじゃないか。 全く、氷柱ならまだしも―― ああ、氷柱といえば アイツは今日も 遅くまで勉強しているそうだな。 いくら特進クラスとはいえ、 毎日毎日ご苦労なことだ―― そうだ、オマエが下僕―― いや、兄として 何か差し入れでもしてやったら、 アイツも喜ぶんじゃないのか? しかし、あいつの好物のアイスは ちょうどなくなっているようだ―― これは近くのコンビニまで行って 買ってこないと、だな。 うーむ、一体どうしたらいいものか―― さて、オマエならどうする? |