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花見、か――
確かに桜は美しい。 特に散ってしまう瞬間の 桜のあの終末感といったら―― ああ、想像しただけでも 震えが止まらなくなるな。 どうだ、オマエも そうは思わないか? フフフ、まあどちらにしてもいい―― そのうち、じっくりと教えてやろう。 それよりも今は、 今度の週末に予定されている 家族全員参加の花見パーティの 話でもするとしよう。 まさか、オマエは自粛だなんて 言いださないだろうな? こういう時にこそ―― 宴というものは、重要な意味を持ってくるのだ。 最後の晩餐などというものは―― いつ訪れてもおかしくないのだからな。 後悔などしないように この刹那を楽しんでおくんだ、分かったな? さあ、ちゃんと理解ができたなら 次に私の言うことも分かるだろう v そうだ、オマエも春風や蛍たちに 餡団子とみたらし団子の催促をしてこい―― PR |
オマエがモテるのは、今に始まったことではないが――
ここ数日は、いつにも増して大人気のようだな。 なにしろ、一昨日は綿雪の部屋で 一夜を過ごしたと思ったら 昨日はホワイトルームときたものだ―― 全く、恐れ入るじゃないか! 私も、とんでもない弟を持ってしまったな。 しかし、学校における私の人気と比べたら まだまだ、だがな―― なにしろ、私の指示ひとつで 全校生徒全てを意のままに操ることができるんだぞ? まあ、その内容といったら 宇宙の塵のごとく小さなものばかりなんだが―― …… おっと、話が逸れてしまったな。 つまり私が何を言いたいかというと、だ―― …… オマエ、今夜は私の部屋に泊まれ v 私だって、ここ数日は なかなか眠れない日々が続いているんだ―― 幸い、明日からは三連休だからな―― ともに、この宇宙の泡沫となろうではないか v |