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【2024/11/22 07:29 】 |
23:00 悦楽
ああ、私は分かっていた。
こうなることが。

個人的には、結婚などという
形式はこの上なく
どうでもいいものなのだが――

あいつらにとっては、
よほど大事なんだろうな。

オマエは、どうだ?
いずれ、誰かと結婚したい――
なんて、思っていたりするのか?

まあ、面白そうだったから、
今回は乗ってみたが――

うん、そういえば
今日はまだ終わっていないな。
つまり、私とオマエは
まだ夫婦というわけだ v

さて、ともに家事を行うのも、
食事を食べさせあうのも、
確かに夫婦のすることだが――
何か、抜けているものがあるとは
思わないか?

フフ、それ以上何も言うな――
オマエは、私に任せていればいい v
残り1時間、
悦楽の時を過ごそうではないか v

……

どうした、いつまで
固まっているつもりだ?

私としては、
本当に実行しても
一向に構わないんだぞ。
それともオマエも加わるか?

おおかた、いつぞやの
お返しでもするつもりだったんだろうが――

まだまだ、餡子よりも甘いぞ――
氷柱よ。
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【2016/02/14 23:00 】 | 次女 霙 | 有り難いご意見(0)
6:05 旭日
まったく――
朝から騒がしいな。
一体、どうしたんだ。

ん、そこで泣いているのは――
あさひか。
一晩で、ずいぶんと
大きくなったものだな?
さすがに、私も
少し驚いたぞ。

――もしかして、オマエは
分からなかったのか?
まあ、その様子だと
目覚めたばかりで
まだ頭の中がビッグバンのように
真っ白みたいだからな――

仕方ない、ここは姉として
助け舟を出してやろう。
フフフ、この借りは高くつくぞ v

よしよし、あさひ――
お兄ちゃんはな、
起きたらあさひが
急に大きくなっていて、
ビックリしちゃっただけなんだ。

だから、おまえのことは
ちゃーんと分かっているぞ。
ほら、折角大きくなったんだから
そんな泣き顔じゃなくて
笑顔のおまえを見せてやるといい。

そうだ――
うん、その方がずっとかわいいぞ v
思わず食べてしまいたくなるぐらいだが――
それは、オマエに譲ってやるとするか。

ああ、そういえば――
さっき、もう一つ驚くことがあったんだ。
それでオマエのところに来たんだが――
この騒ぎで、すっかり忘れてしまっていた。

実はな――
海晴姉が――
赤ん坊に、なったんだ。

――いや、幼児退行とか
そういうものではなくてだな――
正真正銘、赤ん坊の姿になっているんだ。
これは、どうなっているんだろうな――

ついに、終末の時が訪れたとでも
いうのだろうか――
【2015/02/14 06:05 】 | 次女 霙 | 有り難いご意見(0)
感謝
今日は、勤労感謝の日――
祝日だな。

祝日は、いい――
こうして家の中で
ゆっくりできるんだからな。

もっと、増やしてくれても
いいぐらいだ――
オマエもそう思わないか?

まあ、それはそれとして、だ。
我が家にも、勤労している者が
いるわけで――
うむ、もちろん感謝はしているぞ。

ただ――
実は今、私には
持ち合わせがあまりなくてだな――
プレゼントとか、そういったものは
難しいわけだ。

となると、あとは
肉体労働になるわけだが――
家事の手伝いなどは、
いつもやっていることだからな。
今日は、何か他のことを
してみたい――

というわけで、マッサージでも
やってみようと思う。

だが、私は
あまりそういうことを
した経験がなくてな――
そこで、だ。

まずは、オマエで
試してみようと思う。
さあ、横になれ v

思えば、オマエにも
色々と働いてもらっているからな――
よし、これは私からの感謝だ。

たっぷりと癒してやるぞ v
【2012/11/23 23:59 】 | 次女 霙 | 有り難いご意見(0)
仕事
ああ、面倒だ――

明日は、生徒会の
仕事の関係で
よその学校に
行かないといけないんだが――

どうも、そこの連中のことが
私は苦手でな。

というか正直、
あの学校自体が
面倒だ――

最近までの木花同様、
女子校ではあるんだが――
全寮制だし、
エトワールとかいう
訳の分からない制度は
あるそうだし――

エトワール――
そうだった、特に苦手なのが――

名前は忘れたが――
銀髪のポニーテールで、
やけに目立つのがいてな。

うちの生徒に
いきなり抱きついてきたり、
キスしたりするんだ――
全く、困ったものだろう。

だが、何よりも
許せないのは――
公然と仕事をサボることだ!

私だって、
嫌々ながらも
働いているというのに――

そうだ。
明日、オマエも来い v

向こうの連中は、
男に全く免疫のないのも
多いらしいからな――

もしかしたら、奴にも
一泡吹かせることが
できるかもしれないぞ♪

フフフ、これは楽しみに
なってきたな――
【2012/08/25 23:59 】 | 次女 霙 | 有り難いご意見(0)
檸檬
うちでは、休日の昼食は
麺類になることが
多かったんだが――

なぜか最近は、
パンの日も増えている。

何かに、影響でも
受けたのだろうか――
まあ、私には
どうでもいいことだがな。

ちゃんと、あんぱんが
あるのなら――な v

そういえばオマエ、
今日は春風たちに何か
勧められていたようだが――

確か――
レモンパン、だったか?

よほどの自信作だったのか――
それとも、別の理由があったのか――

ああ、そういえば
こんな言葉があったな。
「ファーストキスはレモンの味」――

青春の甘酸っぱさとやらを、
一言で表現したもの
なのだろうが――

本当にそんな味がするのだったら、
私は一生、キスなど
したくないものだな。

私は、レモンは苦手なんだ――

まあ、しかし――
相手次第によっては、
我慢できないこともない
かもしれないな、うん。

もしかしたら、ただの
食わず嫌いだったのかも
しれないし、な――

どうだ、オマエ――
私に、レモンの味を
味わわせてみるつもりはないか v

なんてな――
フフフ♪
【2012/06/16 23:59 】 | 次女 霙 | 有り難いご意見(0)
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