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あれ、
もう麦茶がなくなりそうだな。 あっ、 ちょうどいい所に―― おーい、 オマエも麦茶作るの 手伝ってくれないか？ …… ありがとう、 おかげで助かったよ。 容器を洗ってから、 新しいのを作って 入れるだけって言っても、 うちはこの通りの 大家族だからな。 何本作っても、 そうそう余るもんじゃないぞ。 まあ、水出しにすれば 簡単なんだろうけど―― それだと霙姉が 文句を言うんだ、 「麦茶は煮出しに限る」って。 確かに、それに関しては 私も同意見だけどな！ 味も香りも、全然違うよな―― オマエも、そう思うだろ？ さてと―― これで明日には、 またキンキンに冷えた 麦茶が飲めるぞ。 朝のジョギングが 終わってから飲む、 この一杯がたまらなく 美味しいんだ！ オマエも試してみろ、 きっとハマるぞ v そうだ、ちょうど明日も 休みなことだし―― よし、やってみるか!! 2人で早朝ジョギング v v それじゃあ明日の朝、 オマエの部屋に迎えに行くから ちゃんと早起きしてるんだぞ！ もし、眠っていたら―― その時は覚悟しておけよ？ PR |
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今日は悪かったな、
オマエにばっかり荷物持たせて。 それに、私の分まで―― あさひのやつ、あの場所が すっかり気に入っちゃったみたいで 全然離れてくれなかったから、 どうしようか困ってたんだけど おかげで助かったよ、ありがとう。 あーあ、それにしても見事に よだれだらけになっちゃったな―― 折角の新しい服が あっという間に台無しだ、アハハ ｖ そういえば―― 一旦、オマエとあさひと私の 三人だけになった時に 周りの人から 「まだあんなに若いのにねえ――」 とか言われてたけど、 あれってどういう意味だったんだろうな？ まあいいか、それよりも 明日はいよいよ オマエも大磯の叔父さんと初対面か！ 今日は用事があったらしいけど、 流石ママの弟ってくらいに、 とにかく豪快な人なんだ。 きっとオマエのこともすぐに 気に入られると思うぞ v せいぜい覚悟しておくんだな v v さて、それじゃあそろそろ休もうか―― おやすみ、いい夢見られるといいな？ |
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春風の風邪、無事に治って
良かったな。 ひぃひぃふぅふぅ言っている アイツを見ているのは 辛かったよ―― まあ、部活から帰ってきて 「今日は春風の快気祝いです！」 なんて言いながら ご馳走を作っている アイツの姿を目にした時は 流石に脱力したけどな、アハハ。 それにしても、 昨日の吹雪じゃないけど あの春風が風邪をひくなんて―― あれ、そういえばオマエも あまり具合が良くないみたいじゃないか？ …… まさか、春風と何か 変なコトしてたんじゃないだろうな!? 事と次第によっては、 いくらオマエだといっても―― …… っくしゅん！ アレどうしたんだろう、 誰か私の噂でもしているのかな。 |
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