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信じられない。
サイアク。 男なんかに―― 私の下着を、触られるなんて。 はあ、気づかなかった? そういう問題じゃないわよ! もう、絶対に許さないんだから!! 私の前から消えて、今すぐに!!! なんて―― 昔の私だったら、言っていたんでしょうね。 別にいいわよ、そのぐらい。 私たちは、その―― 家族なんだもの。 あなたが、少し―― いえ、相当ニブい人だってことも 分かってる、もん。 だから、今の私の気持ちにも 全く気づいていないんでしょうね―― はあ、本当に しょうがない人。 …… ほら、私にも洗濯物、貸して。 あなたのそのぎこちない手つきじゃ、 いつまでたっても終わらないわよ? で、これが済んだら―― おやつを食べにいきましょ。 今日は特別に、 私のとっておきのチョコ、 食べさせて―― あげるから。 PR |
カップラーメンの買い置きが、
こんな形で役に立つとは 思わなかったわ。 まあ、さすがに全員分は なかったけど―― 星花ちゃんが買ってきてくれたおかげで、 なんとかなったわね。 あなたは、大きくなった ちびちゃんたちを抑えるのに 手一杯で、とても 買い出しなんて できそうになかったし。 「星花、食糧調達の 任に行ってまいります!」 なんて、大はりきりで―― あなたに頼られたのが、 そんなに嬉しかったのかしら。 フフフ、この新製品 一度食べてみたかったのよ v あっ、でもあなたが選んだのも おいしそう―― ねえ、一口だけ 交換しない? それにしても―― どうして、私は 小さくなっちゃったのよ! どうせなら、私も 大きくなりたかったのに―― だって、大人になれば 姉様たちに止められずに 好きなだけ電車に乗れるように なるのよ? なのに―― これじゃあ、むしろ 乗りにくくなっちゃったじゃない!! もう、しょうがないから 今日は部屋で 大人しくしているわ―― は、チョコ? そんなの――あなたが 自分で作ればいいんじゃないの? どうせ、食べるのはあなたなんだから。 |
ねえ、聞いて。
今日ね―― とってもステキな 夢を見たの! 秋の乗り放題パスで、 日本中を旅する夢 v 去年の家族旅行では 体験できなかった、 下関-門司の 交直セクションも 味わえたし―― ああ、 とっても気持ちよかったわ! もう、夢だって 分かっていても 最高だった―― このまま、ずっと 覚めなければいいのに―― なんて、思っちゃうくらい。 でも―― 所詮は夢、だものね。 やっぱり、あの感動は 本物の415系に乗って 感じなくっちゃ! ああ―― もう1回、行けない、かな。 冬の九州旅行―― 九州の温泉巡りなんてしたくない? とか言ったら、海晴姉様も 賛成してくれないかしら。 ねえ、あなたも 説得してみてくれない? もし上手くいったら、 隣でふくめしくらいは 食べさせて、あげるから―― |
今日――
海晴姉様に怒られたの。 言っておくけど、 悪いことなんて してないわよ? むしろ、良いことを しようと思ったのに―― 訳が分からないわ。 いつもお仕事とかで 疲れてるだろうと思って、 たまには肩でも 揉んであげるって 声をかけたら―― 「まだそんな年じゃないわよ!」 って。 機嫌でも悪かったのかしら―― ねえ、あなたは何か知ってる? ああ、それにしても 不愉快だわ―― 自分で言うのもおかしいけど、 私がこんなサービスすることなんて 滅多にないっていうのに―― そうだわ、代わりに あなたの肩でも 揉んであげようかしら? 大丈夫よ、痛くなんて しないから―― フフフ v |
明日は――
星花ちゃんのお誕生日ね。 いっぱい お祝いしてあげないと。 もちろん、あなたにも 期待してるんだから、ね? 頑張りなさいよ―― “お兄ちゃん”? それにしても、 自分で言うのも なんだけど―― 私と夕凪ちゃんの間に 生まれるなんて、 最初から苦労性になることが 決まっていたようなものよね。 まあ、それを言い出したら 立夏ちゃんと私の間の 小雨ちゃんも―― …… い、一応自分が 色々騒動起こしてるって 自覚ぐらいはあるのよ! みんなには、 いつも申し訳ないと 思ってるけど―― 性格って、なかなか 変えられないものなのよね―― はあ。 …… って、今は そのことはいいのよ! とにかく、普段 迷惑かけちゃってる分 こういう時くらいは 貢献しないと―― フフ、明日は 私の姉らしいところを 見せてあげるんだから v |