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もう明日には
帰らないといけないだなんて…… 本当に残念だよ、「兄くん」。 もう少し……キミのことを 知りたかったんだけどね…… まあ……いいさ…… またいずれ…… どこかで会うだろうから…… そう……これは…… 私の……未来視…… そういえば……この家にも 未来視を持つ者がいるね…… 彼女も実に興味深い…… 今回は、あまり話せなかったけど 次の機会には色々と 話をしたいものだね……フフフ。 それじゃあ、「兄くん」…… また来世。 …… どうにも、私は アイツが苦手でな―― あの瞳に見つめられると、 何もかもを見透かされた ような気分になって、 どうにも落ち着かない。 それに、どうやら アイツも未来視を 持っているらしいが―― 私はな、正直な所 未来なんてものには 何の興味もないんだ。 そんな、宇宙の塵以上に 細かいことを気にしても―― 何の意味もないだろう？ どうせ、最後には皆 終末を迎えるのだからな―― ところで、オマエ―― 明日のおやつが何なのか 聞いてたりしないか？ ローテーション的には、 そろそろどら焼きが来ても いいはずなんだが―― まさか春風と蛍の奴、 夏バテで頭がボケたり してないだろうな？ PR |
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