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オマエがモテるのは、今に始まったことではないが――
ここ数日は、いつにも増して大人気のようだな。 なにしろ、一昨日は綿雪の部屋で 一夜を過ごしたと思ったら 昨日はホワイトルームときたものだ―― 全く、恐れ入るじゃないか! 私も、とんでもない弟を持ってしまったな。 しかし、学校における私の人気と比べたら まだまだ、だがな―― なにしろ、私の指示ひとつで 全校生徒全てを意のままに操ることができるんだぞ? まあ、その内容といったら 宇宙の塵のごとく小さなものばかりなんだが―― …… おっと、話が逸れてしまったな。 つまり私が何を言いたいかというと、だ―― …… オマエ、今夜は私の部屋に泊まれ v 私だって、ここ数日は なかなか眠れない日々が続いているんだ―― 幸い、明日からは三連休だからな―― ともに、この宇宙の泡沫となろうではないか v PR |
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ねえ、フェルゼンは最近は
夜に眠れなかったりはしない? マリーは―― 実はちょっとだけ寝不足なの。 今日も幼稚園でついつい 居眠りしちゃって―― 「あらあら、マリーちゃんにしては珍しいですね」 って、先生に心配されちゃったわ。 でも、言い訳をさせてもらうなら 今日はしょうがなかったと思うのよね。 まさか、立夏お姉ちゃまが 夜のお守り当番になるだなんて―― 「リカのビセイで、みんなグッスリ眠っチャオ~☆」 なんて言い出したあと、 一体何が起こったか―― フェルゼンにも、分かるでしょ? …… と、いうわけでフェルゼン! 今夜はまたアナタが ホワイトルームに来ることを この女王陛下は所望するわ!! フェルゼンの子守歌だったら、 安心して眠れそうだし―― もちろん、おやすみのチューも 忘れちゃダメよ? |
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昨日の夜は、お兄ちゃんと氷柱お姉ちゃんのおかげで
素敵な時間になりました! 氷柱お姉ちゃんが子守り歌を歌ってくれたり、 お兄ちゃんがお話を読んでくれたり―― 眠るのがもったいなくて、 ずっと起きていたかったくらい―― なんて、夜ふかしはダメですよね! ユキってば、悪い子ですね v あーあ、でもやっぱりもうちょっとだけ 起きていたかったな。 ベッドで、お兄ちゃんと氷柱お姉ちゃんとで 川の字になって眠っていたところまでは 覚えてるんだけど―― そういえばお兄ちゃん、 ユキが眠っちゃった後、氷柱お姉ちゃんと 何かあったんですか? 何となくですけど、今朝の氷柱お姉ちゃんの 様子がいつもと違っていたような―― |
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全く、こんな大変な時だっていうのに――
誕生日パーティだなんて。 本当、うちの家族って 揃いも揃って大物よね。 そしてその中でも、 一番ひどいのが―― もちろんアンタのことに決まってるでしょ、 このバカ下僕! 何なのよ、プレゼントだなんて―― 誕生日だからって そんなことするんだったら、 もっと普段からご主人様に尽くしなさいよ! 全然、分かってないんだから―― まあ、これは下僕からの献上品ってことで 貰ってあげるわ。 感謝しなさいよね? …… そういえば、今日は私が チビたちのお守りをする番だったわね。 リラックスして、ちゃんと眠れるように してあげないと―― そうだ、アンタも来なさいよ? 大好きな「お兄ちゃん」が一緒なら、 あの子たちだって、安心できるでしょうし。 ユキも―― あー、もういいから黙ってついてきなさい!! |
