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――何よ、
さっきからチラチラと こっちの方見て。 まさか私の顔に何か ついてるわけじゃあるまいし、 言いたいことがあるなら はっきりしなさいよ。 …… え、映画のチケット？ いつかのお詫びも兼ねて 一緒に、ですって？ ふ、ふーん―― まあ、下僕にしては 見上げた心掛けじゃないの。 そうね―― いつもだったら 忙しい私だけど、 今はたまたま暇だから、 付きあってあげてもいいわよ。 たまには下僕との 交流もはかってあげないと―― よね、フフン♪ ――それで、 何を観るの？ ハア？ 正確に言うと映画じゃない？？ 何言ってるの、アンタ？？？ まあ、よく分からないけど―― 女に二言は無しよ、 いいわ、何だって観てあげるわ。 その代わり、 つまらなかった時は 覚悟しておきなさいよ！ PR |
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昨日、
不思議な夢を見たんです。 その中では ホタがお姫様で、 お兄ちゃんが勇者様 ｖ ホタの困っている所に 現れて、助けてくれて―― ああ、 やっぱりお兄ちゃんは、 夢でもホタの ヒーローなんだなって♪ とっても嬉しかったな、 エヘヘ v v そ、それでね―― その後、二人で 遊んだりもしたんだけど。 お兄ちゃんがいきなり 「お手！」だなんて 言い出したのには、 ビックリしちゃいました―― でも、思わずホタも 「ハイ！」って お兄ちゃんの手を とっちゃったりして―― も、もしかして これってホタの 密かな願望だったり するのかな？ ――って、よく考えてみたら 私、今とんでもないこと 書いてるんじゃ―― 違うんです、 いつもはこういう夢じゃなくて お兄ちゃんがホタのおもちゃだったり お兄ちゃんがホタのソーマを吸ったり―― って、キャ――――!!? |
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昨日の星花ちゃんの
お誕生日パーティ、 大盛り上がりでしたね。 それに今年はもうひとつ、 おめでたい事が 重なっちゃいましたし―― ウフフ v 春風もお料理の 作りがいがあるというものです！ ちなみに今回の バースデーケーキの ピーチケーキは、 星花ちゃんたっての リクエストだったんですよ。 なんでも、 三国志の「桃園の誓い」に ちなんで、ですとか―― 星花ちゃん本人には とっても喜んでもらえて 嬉しい限りだったんですけど、 王子様のお口には 合いましたでしょうか？ …… そうですか！ 王子様にも満足していただけたのでしたら 春風、大感激です v v でしたら、今度は―― 春風のモモも いかかでしょうか？ 王子様のためだけに 頑張って育てた、 この果実―― さあどうぞ、 ピチピチのうちに 召し上がってくださいませv v v きゅうううううん v v v v v |
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やや！
兄じゃもすっかり どろどろになっておる―― 今日は 立夏姉じゃや夕凪姉じゃ ばかりでなく、 あの海晴姉じゃまでもが 日がな一日惚けておった ようじゃったから、 もしやとは思ったのじゃが。 まるで、 泥田坊の棲家にでも なったようじゃのう―― …… ええーい！ しっかりするのじゃー!! 全く、まだ 水無月じゃというのに もうこんなに蕩けおって。 わらわなんか、 この通りシャキっとしておるぞ？ ――おお、そうじゃ！ わらわのあの日課を行えば 皆もきっと―― フフフ、それはのう―― 水垢離じゃー！ 本当は、裏山にある 川の水を使うのが 一番なのじゃが、 皆で行うとあらば やはり浴室が良いかのう。 もちろん、兄じゃは わらわと一緒に入るのじゃぞ v あな、楽しみじゃ v v |
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もう、
すっかり夏本番って感じね。 今日なんて ストッキングしてたから、 足が蒸れちゃって 大変大変！ ただでさえ か、ゆーい！っていうのに、 これで臭いまでしてたら もう目も当てられないわあ―― だ、大丈夫よね弟くん？ お姉ちゃん、 クサくなんかないわよね？ …… それにしても、 本当に暑いわねえ。 ああ、溶けちゃいそう―― そうだ、 ねえキミ、アイス食べたくない？ ウフフ、大丈夫よ、 私は氷柱ちゃんみたいに 買ってこいだなんて 言わないから！ 実はね、 冷凍庫の奥に とっておきのを しまってるのよ v 本当は私だけの お楽しみにするつもり だったんだけど、 いつも頑張ってるお兄ちゃんに、 特別にごほうび、あ・げ・る v v だから―― ねえ、今夜はこれで一緒に とろけちゃいましょ v v v |
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