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フフ、昨日は本当に
楽しかった―― 今まで生きていた中でも、 最高のバースデーパーティだったわ♪ 春風お姉ちゃまと 蛍お姉ちゃまが作ってくれた、 特大のクグロフ―― プレゼントのお洋服やお人形に、 手作りのティアラ―― どれもこれも、 ステキすぎて―― 思わず、泣きそうに なっちゃった！ ダメよね、 王女ともあろう者が 簡単に涙なんて流しちゃ？ それに、隣には フェルゼン―― あなたがいたから。 やっぱり、 愛する人の前で 恥ずかしい姿なんて 見せられないもの v まあ、もうフェルゼンには マリーの恥ずかしいところ、 いっぱい見られてるかも しれないけど―― ソレはソレ、 コレはコレ、なのよ♪ 女心はとってもフクザツなんだから v とにかく、昨日はマリーの バースデーをお祝いしてくれて 改めてありがとう、フェルゼン―― 私の永遠のステディ v お返しに、 今度のフェルゼンの バースデーは このマリーが盛大に 祝福してあげるわ♪ 楽しみにしてなさい、ウフフ v PR |
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もう、11月だなんて――
月日がたつのは 本当に早いものですね。 日が暮れるのも ずいぶんと早くなってきましたし、 風も冷たくなっていく一方です。 こんな時は、 体調を崩さないように 気をつけないと―― お兄ちゃんは、 大丈夫ですか？ お風邪など―― ひいてはいませんか？ そうだ―― 実は今日、お友達から とってもおいしいっていう お茶をもらったんです♪ 良かったら、 これで一緒に お茶会でもしませんか v えっと、それで―― できれば、今日は―― お兄ちゃんと小雨、 2人だけのお茶会に したいな、って―― ああっ、もちろん 今日だけですよ！？ みんなにも、飲んで ほしいですし―― ただ―― 1回くらい、お兄ちゃんを 独り占めしてみたいな、って 思っちゃって―― お兄ちゃん―― こんなわがままな小雨は 嫌いですか？ |
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きょうね、
ぶんかのひ なんだって！ ぶんか！ ――って、なに？ ぷんすか？ みは？みじょ？ そら、おこられるの やぁ―― うーん―― あっ、もしかして このまえとった むしかな？ ふぶきにきいたらね、 たしか 「それはかぶんですね――」 っていってた！ そっか、 かぶんか！ そらのたからばこに いれてるから、 こんどおにいちゃんにも みせてあげるね～ v たからばこにね、 ほかにもたくさん あるんだよ？ はっぱでしょ、 どんぐりでしょ―― あと、いしもあるよ！ あかいのとか、 あおいのとか うらやまでたっくさん みつけた！ えへへ、いいでしょ～ v おにいちゃんにも あげる、ね♪ |
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オマエ、昨日は
綿雪と思いっきり じゃれあってたそうじゃないか。 まったく、私も 誘ってくれれば良かったのに！ ――なんて、な v しかし、氷柱にバレたら また面倒なことに なるんじゃないのか？ あいつは、綿雪のことになると 普段よりも 敏感になるからな―― まあ、それだけ 綿雪を思っているってこと なんだろうけどさ。 ああ、そういえば―― もう一人、氷柱を いつも以上に敏感に させてる奴がいたな！ ていうか、最近は 綿雪よりもそいつに対する 反応の方が大きくなってる 気さえするぐらいだ。 フフ v まさか、あの氷柱がなあ―― …… えっ、一体 誰のことかって？ ――さーて、誰だろうな v なんだったら、オマエが直接 氷柱に聞いてみたらどうだ？ 案外、素直に 教えてくれるかもしれないぞ♪ |
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もうすぐハロウィンですね、
お兄ちゃん！ 夜に、お外に出ることなんて あんまりないから―― ユキ、ドキドキしてます☆ それに、蛍お姉ちゃんが 作ってくれる衣装も本当に楽しみ v 確か、去年は 吸血鬼さんでしたっけ？ 最初に見たときは ちょっと怖そうだなぁって 思いましたけど、 実際に着てみたら とってもかわいくて♪ お兄ちゃんにも よく似合ってるよって 言ってもらえて―― ユキ、すっごく 嬉しかったです v 今年は、どんなお服が 着られるのかな、えへへっ☆ よーし、それじゃあ 今のうちに練習です！ トリックオアトリート♪ ――お兄ちゃん、 そういえば「トリックオアトリート」って、 日本語だと 「ごちそうをくれないといたずらしますよ」 って意味なんですよね。 いたずらかあ―― 一体、何をするんでしょうね？ くすぐったり、 耳に息をふきかけたりするのかな？ でも、そんなこと―― ユキにはできませんね。 あっ、でも―― お兄ちゃんだったら v えーい、こしょこしょ v v えへへへへっ、 ごめんなさーい☆ |
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