すごかったの、
このまえの――
にっしょく？

お兄ちゃんと
いっしょに見られて、
とーってもたのしかったの ｖ

ドーナッツみたいで、
とってもおいしそうだったな♪
あっ、おもいだしたら
たべたくなっちゃった――
エヘヘ ｖ

今日のおやつ、
ドーナッツだったらうれしいな、
たーべたいな♪

あっ、そういえば
にっしょくって
おひさまがおつきさまに
たべられちゃうって
いみなんだって――

みはるお姉ちゃんが
おしえてくれたの！

おつきさまは、
よるにしかいないって
おもってたけど――
いつもは見えてないだけで、
本当はおひるにもいるんだって！
さくら、しらなかったの。

それにおひさまも、
あっというまに
もとのまんまる
おひさまにもどってて――
ふしぎ、ふしぎなの！

そうだ、さくらも
こんどおひさま
たべてみたいな v

あれくらいのおっきさなら、
さくらでもたべられるし♪

あっ、でもやっぱり
お兄ちゃんと、
はんぶんこしたいの v
さくらに、あーんで
たべさせてくーださい v v

お兄ちゃん――
なにか、たべてるの？

あっ、チョコなの！
バレンタインの、
まだあったの？

いいなぁ、さくらも
たべたいなぁ――
お兄ちゃん、いいですか？

わーい！
それじゃね、さくら
これがたべたいな――

……

う、う、うわあああああん！！
このチョコ、あまくないの――
ぜんぜんおいしくないよぅ。

びたー？
あまくないチョコなんて、
チョコじゃないの――

うぅ――
げーしちゃいそう。

……

あれれ――
おくちのなかが、
あまくなってきたの ｖ

お兄ちゃん、
さくらのおくちに
なにかしたの？

わぁ、このしろい
チョコをいれてくれたんだ！

とーっても、あまいの――
さくら、しろいの
だいすきになっちゃった v

チョコがぜんぶ、
しろくなったらいいのにね？

えへへ、お兄ちゃん v
もういっこ、さくらに
しろいのくーださい♪

こんどはもっと
あじわってたべるの v v

もーひーとつねーるーとー、
クーリースーマースー♪

えへへへへへ、
さくら、まちきれないの v

春風お姉ちゃんと
蛍お姉ちゃんが
作ってくれる
ケーキもとっても
たのしみだし、
それに――

またサンタさんが
来てくれるのが
うーれし、うれし v

だってね、
このまえのときは
さくら、ねむっちゃって
あえなかったの。

ちゃんとサンタさんに
プレゼントありがとうございます！
って言いたかったのに――

だからね、こんどは
ちゃんとおきていられるように
がんばります！

でも、さくら
よるになったら
すぐにねむくなっちゃうの――

うーん、どうしたらいいのかな？
おひるねいっぱいしたら、
おきていられるかな？

あっ、そうだ――
お兄ちゃんといっしょなら、
きっとねむくならないの！

だって、お兄ちゃんと
あそんだりおはなししてると、
じかんがあっというまに
たっちゃうの v

だから、お兄ちゃん――
明日は1日中ずっと
いっしょにいて、
さくらをねむらせないで
ください v v v

さくら、
見ちゃったの。

お兄ちゃんが、
リッカお姉ちゃんに
ドーナツを「あーん」って
食べさせてもらってるところ――

お兄ちゃんは
お兄ちゃんなのに、
妹のリッカお姉ちゃんに
あまえてたの――
おかしいな、クスクス ｖ

もしかして、
お兄ちゃんって
さくらよりもあまえんぼさん？
ウフフ、かわいいの v

だったら、ね――
さくらもお兄ちゃんに
「あーん」してあげまーす！

はーい、おいしいおいしい
ドーナツなの――
あーん♪

エヘヘ、おいしい？
じゃあね、こんどは――

……

やっぱり、さくらも
ドーナツ食べたいの。

やっぱり、さくら
お兄ちゃんのお姉ちゃんに
なるよりも妹のほうがいい！

だから、ね――
こんどはお兄ちゃんが
さくらに「あーん」してくーださい v

あっ、さくらね、
そっちの1ばんおっきいのが
ほしいの！

もぐもぐ――
うん、とってもおいしいの♪
エヘヘ、ぎゅうにゅうも
飲ませてくーださい v v

なんだか、
さいきんはずっと
あつくないの。

だから、
お姉ちゃんたちが
「こんなに涼しいことだし、
今日は節電しましょう！」
って、エアコンきっちゃって――

それでね、それでね、
みんなにこのうちわを
くれたの！

パタパタ――
パタパタ――
うわあ、とっても
すずしいの！

ほら、
お兄ちゃんにも
パタパタしてあーげます v

パタパタ――
えへへ、すずしい？

じゃあこんどは、
さくらにパタパタ
してくーださい！

……

うわぁーい、
さくらがするよりも
もっとすずしいの！

やっぱりお兄ちゃんは
とってもちからもちさんなの v v
すーずし、すずし♪