センター試験――
正式名称、
「大学入学者選抜
大学入試センター試験」
のことですね。

私が実際に受ける
ことになるのは、
まだまだ先の話ですが――
その事実によって
興味を失うなどということは、
全くもってありえません。

毎年、新聞に
掲載される問題を解くのが
楽しみなんです v

さて、今年は一体
どのような問題が
出題されていたのでしょうか――
ああ、早く
読みたいです！

まあ、個人的には
マークシート方式よりも
記述式の方が好みですが――
そちらは、また後日の
お楽しみ、ですね v

ちなみにキミは、
どちらのタイプが
お好みですか？

ああ、そういえば
氷柱姉はマークシート方式が
好きらしいですね――

いえいえ、この情報には
何の他意もありませんよ？
フフフ――

さて、本日は
文化の日だったわけですが。

とりあえず私は、
ユキといっしょに
読書をしていましたが、
暑さのせいで
あまり堪能することが
出来ませんでした――
残念です。

ちなみに、今日は
「晴れの特異日」としても
有名だそうで。

どうやら、11月3日という日は
私にとってはあまり
相性の良い日ではないようですね――

そういえば、キミは
どんな文化の日を
過ごしていたのですか？

朝食の後、
春風姉と夕凪姉に連れられて
どこかに行っていたようでしたが。

3人で何か、
文化的な活動でも――
していたのでしょうか？
ふふ、興味深い組み合わせですね。

良ければ、どういったことが
起こったのか、詳しく
話していただけないでしょうか？
私なら大丈夫ですよ、
もうだいぶ涼しくなってきましたから ｖ

キミの、文化を――
じっくりと、私に教えてください。

一昨日は私の誕生日を
お祝いしていただき、
ありがとうございました。

キミから頂いた
プレゼント、とても
嬉しかったです――
大事にしますね。

それにしても、
こうして誕生日を
祝うというのも、
改めて考えると
不思議な話かもしれませんね。

別に誕生日を
迎えたからといって、
急激に成長するわけでは
ありませんし――

そもそも、数え年を
採用していた時代であれば
誕生日自体が
必要のないものだったわけで――

ああ、要するに
私はこうして
皆に祝福して
もらえたことを
喜んでいるんですね。

回りくどい表現に
なってしまって、
すみません。
それではせめて、今日は
素直に気持ちを伝えますね――

いつもありがとう、兄さん。
私はあなたのことが大好きです ｖ

消えてしまった、
キミの写真――

ですが、もしかしたら
立夏姉の勘違いという
可能性もありますし、
もう1度アルバムを
調べてみませんか？

やはり、家族を疑うようなことは
したくありませんし――

……

残念ですが、
やはりどのページにも
入ってないようです――

それにしても、
不思議なものですね。

こうして大磯で撮ったものを
眺めていると、
まるで今日起きたことのように
鮮明に思い出します。

もう、1ヶ月以上前の
ことだというのに――

まあ、あの旅行が
私にとって特別なもので
あった、ということも
大きな要因かもしれませんが。

また、一緒に行きたいものですね――

……

はっ、すみません、
こんなことを話している場合では
ありませんでした。

キミの写真を見つけないと――

そう、みんなの――
私の大事なメモリーを、
一刻も早く取り戻さないと。

13日の金曜日――
ただの迷信ではありますが、
昨日の夕凪姉と星花姉にとっては、
さぞかし気が気でない
1日だったことでしょう。

まあ、夕凪姉の自業自得であったと
言ってしまえば、そこまでですが――

しかし立夏姉も、
あの体型で60キロオーバーというのは
何かがおかしい、とは
感じなかったのでしょうか？

あるいは、内心では過食を
自覚していたのでしょうか――
ともかく、この一件をきっかけに
多少なりとも自制を身につけて
もらえるといいのですが。

霙姉もですが、どうもこの家には
自堕落な生活を好む人が
多いといいますか――

今のところは、それが
小さい子たちにとっては
反面教師とされているようであることが
幸いではありますが、
いずれは直してほしいものですね。

何にせよ星花姉、
それにキミにとっては
とんだ巻き添えになりましたね――
本当にご苦労様でした。

そういえば、キミの
現在の体重はどうなっているのでしょうか？
是非、その他のデータも含めて
最新のものを測定させて
いただきたいものです。

大丈夫ですよ、
それほど時間は取らせませんから――
さあ、まずは服を脱いでください、フフフ v